作者ブログ
絵本「わたしのげぼく」
2023.10.08 Sunday
読みたい絵本は山ほどあって
感想を書きたい絵本も山ほどあって。
なのだが
SNSで紹介されていて
すぐ読みたくなって
感想まで書きたくなってしまった絵本
「わたしのげぼく」
主人公の猫は「オレ様猫」っぽい。
私は今「オレ様クマ」が登場する絵本を描いているのと
「オレ様猫」の絵本を考えているので
すぐ読みたくなってしまった。
ネタバレOKの人だけ読んでください。
猫の一生と飼い主が子供から大人になるまでのお話。
動物と子どもと生死の話。
私はホントはこの3点セットがイヤ。
だって絶対泣くに決まってる。
何より泣かせてやろうという気持ちマンマンで
作られているのがイヤなのだ。
でも読んでみると、この絵本には
泣かせてやろうという
よこしまな気持ちは感じられなかった。
こんな猫を本当に飼ってた人なんだろうな。
何よりこの猫のキャラクターに惹かれてしまう。
オレ様猫の視点で語られているげぼくへの愛が切ない。
そしてもちろん泣いてしまった😭
こういう本を読むと
子どもの頃からうちにいた柴犬テツを思い出す。
テツも超オレ様だったので
私のことをこんな風に見ていたんだと思う。
いつかテツの話を書いてみたく
話を頭の中で考えてみるけど
泣けて泣けて考えられない。。。
そしてそんなに私はテツをかわいがっていたのかと
自分に問うと、よけい泣けてくる。
「わたしのげぼく」
うえのそら作・くまくら珠美絵
ひとりで泣いてもいいところで読んでね。