作者ブログ
「谷川俊太郎絵本百貨展」と絵本「ここはおうち」
2023.11.12 Sunday
先日「谷川俊太郎絵本百貨展」へ行ってきました。
私が所属しているJILLAの絵本部のイベントでした。
はるひ美術館の館長さんは学生の頃の担任の先生。
あまりに久しぶりで最初はご本人か把握できなく
先生も思い出せなかったよう。
でも先生の解説付きで館内をまわることができました。
谷川俊太郎さんは言葉が独特ですよね。
そして毒もある。
お母さんが子どもに読ませるか迷う本がたくさん。
「死」「戦争」「うんこ」「おなら」
確かに。。。
昭和から令和まで活躍されているので
時代を感じさせるものもあり
これは80年代の発想だよな、
なんて目線で見るのも面白かった。
絵本を読む、原画を見る、映像で楽しむ
そして撮影OK、館長の解説付きで
大満足な展示会でした♪
そして展示されてた絵本の中で
インスピレーションがわく絵本に出会えました。
「ここは おうち」
ぶん 谷川俊太郎 え junaida
1ページ1ページが想像が膨らむ。
子どもの頃に帰れるような絵本です。
言葉は絵に添えられるだけ。
でもその言葉の加減が絶妙。
絵本教室の先生に言葉は極力削る
と言われるのですが
お話が好きな私はつい書きたくなってしまう。
「削る」のではなく「添える」という切り口の方が
この絵本でよくわかった気がします。
発想の入り口が違う。
絵本の世界は奥深い。
本当に何万種類もあって
何万種類のその人の考え方を見るようだなって思う。
●「谷川俊太郎絵本百貨展」11/26まで
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