作者ブログ
絵本「うきわねこ」
先日、富山美術館の猫の絵本展で
お気に入りになった絵本が2つあります。
今日紹介するのは
「うきわねこ」
美術館は、お話の内容もわかるように展示されていて
読んでみたくなり購入しました。
いつも絵本を選ぶ時、タイトルと表紙、あらすじなどで選ぶのですが、
この絵本はそれだけでは選ばなかったと思います。
正直なとこ絵柄や表紙は今までの私の好みではなかったから。
でもお話が本当にステキ✨
絵もお話にとても合っていた。
あらすじは
子猫のところにおじいさんから浮き輪が送られてきて
というところから始まるのですが
ほっこりしていてかわいくて
そしてパーっとイメージが広がる感じ。
浮き輪という発想と
そこからの展開がとてもファンタジーで
お気に入りの一冊になりました。
主人公の子猫の気持ちも手に取るようにわかり、かわいらしい。
何回も読みたくなる絵本です。
そして私もこんなストーリーの絵本を描きたい
と思った絵本でした。
ファンタジーでほっこりして
空想の世界で楽しめるような✨
「うきわねこ」
文:蜂飼 耳 絵:牧野 千穂
おおきな木/シルヴァスタイン
お話は、木と少年のお話。(ネタバレ)
おおきな木と一緒に育つ少年。
木は少年が大好きで成長とともに
いつでもなんでもしてあげる。
少年はだんだんと大人になり
してほしいことは変わってくる。
それでも木はなんでもしてあげる。
少年が大好きだから。
そして少年は年老いて
木は変わり果て
それでも木はなんでもしてあげる。
最後の年老いた少年と木の関係にぐっときます。
この絵本は昔、いつくらいなんだろう、
読んだことがある絵本でした。
子どもだったのか若い頃だったのか
その時は好きな絵本にはなりませんでした。
少年は木のことを考えず自分勝手だし
木はただただ献身的で
甘やかしすぎで。。。
もう少し木が少年を諭すような
場面を期待したのかもしれない。
でも読み返した今
だれもが人はこの少年であるし
愛情に見返りはいらないのです。
若い時にはわからなかった。
これは大人の絵本ですね。
最近絵本について考える機会がたくさんあり、
大人が読んだ方が面白い絵本がたくさんあると思いました。
だって今の私がいいと思う絵本は、
私が子どもの頃は好きではなかったと思うから。
絵本は子どものものでも大人のものでもないけれど、
もっとシニア向けの絵本がたくさんあってもいいと思うのです。
絵をながめ、
言葉の意味や深さを楽しむのは
今からの感性の方が合っていると思うのです。
「おおきな木」は
50代以上の多くの人の心に
ささる絵本なのでは。
「おおきな木」シェル・シルヴァスタイン
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子どもの絵
今週は子どもの絵の審査に関わる機会がありました。
私は小さな子どもの絵がとても好きなのです。
普段からそんなことを言ってるせいか
声をかけてもらって
とても楽しい経験をしました。
その話はまた後日ですが
息子が保育園へ通っていた時
毎年絵の発表会があって結構衝撃を受けました^ ^
どの子の絵も発想が飛び抜けてて
なんの迷いもないタッチで
気持ちが伝わってきて
素晴らしい芸術に心打たれました。
美術館の素晴らしい作品を見ても
あれほどワクワクしたことはありません。
どうしてあんな絵が描けるのでしょうね。
こちらは、けんち画伯5歳の作品、
今でもリビングに飾ってあります。
けんち画伯作「どこでもゴンガリくん」
こちらはけんちが通っていた保育園の2歳児の作品。
あんまり素敵だったので写真を撮らせてもらいました。
どういうテーマだったんだろう。。。
いつかうちのギャラリーで
「子どもの絵展」なんて開催したいな♪
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絵本「おばけのバーバパパ」
バーバパパ。
子どもの頃このアニメが大好きでした。
話の内容はあまり覚えてないのだけど。
ゴンガリくんを作る時バーバファミリーのことを思い出して
ゴンガリファミリーを作ったのでした。
キャラクターはバーバパパ、世界観はムーミンであったり
ゴンガリガリの世界は私の子ども時代に受けた影響が強く出ています。
バーバパパの絵本は読んだことがなく
数年前に買ったのでした。
アニメも良かったけれど
絵本もとても気に入りました。
絵もストーリーもキャラクターも私の中で完璧です✨
ストーリーは
庭で生まれたバーバパパは大きくなりすぎて動物園へ行くことになり
そこでちょっと問題を起こしちゃって・・・
という話(大雑把💦)なんですが
すごい悲しみと感動のお話にもなりそうなのに
さらっとユーモラスなお話になっていて
悲観的に物事を考えない
こういうストーリー大好きです。
バーバパパの名前の由来は「パパのひげ」「綿菓子」だそうです。
これもステキ✨
大切な絵本の1つになりそうです。
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映画「ノーマ東京」etc.
ここんとこ
クリエイターのドキュメンタリー映画をいくつか見ています。
今回はこちら
「ノーマ東京 世界一のレストランが日本にやってきた」
美しい料理に惹かれて✨
料理人のドキュメンタリーって
多分怖いシェフが出てきてー
スタッフをしかり飛ばすってのを想像して
敬遠してたんですが
この人の料理を見てみたくて。
ノーマ=「nordisk」(北欧の)+「mad」(料理)のことなんですね。
北欧料理なんてIKEAでちらっと食べて
うーん🧐って思ったくらい。
映画は東京のオリエンタルホテルに2か月滞在して
ノーマを開くというシェフとスタッフのドキュメンタリー。
実際3600人の枠に62000人予約が入ったのだとか。
とにかく料理がキレイでセンスがいい✨
味は映画ではわからないけど厨房も明るくて広くて
こんな環境で作られる料理はたぶん美味しい。
世界一の料理、一生食べることはなさそうだけど💦
こんなセンスの料理人いるんだなぁって思いました。
シェフのレネ・レゼピは仕事に厳しく、人に優しい。
そして研究熱心でとても柔軟な人。
想像していたシェフと違いました。
そして何よりスタッフがみんな俳優なの?
ってくらい絵になるビジュアル✨
北欧の人ってみんなキレイなのかな。
良いドキュメンタリー映画でした。
ノーマはもう一つドキュメンタリー映画があって
そちらも見ました。
「ノーマ、世界を変える料理」
こちらはもっと切実な感じや大変だったことなんかも。
それを見ると最初から優しい人ではなかったのかもしれませんね。
苦労があって、優しくなる人、厳しくなる人。
別れるのでしょうか。
優しくなる人になる方が難しい。
仕事に厳しく
人に優しく
👍
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