作者ブログ
「きみのかみさま」西原理恵子
2021.03.14 Sunday
ずいぶん前に買いました。
たぶんもっとファンタジーな感じを
イメージして買ったのだけど
どしんと重く
読んだ当時、感想を何と言っていいやら
わかりませんでした。
ストーリーはいくつかに分かれていて
ほとんどは発展途上国らしき子どもの目線で描かれています。
ゴミ置場で育った子ども。
生まれたばかりの妹はすぐに小麦と油に交換。
血の繋がっていないたくさんの兄弟。
でもここに出てくる子どもは
決して自分を不幸せだと嘆いていない。
どこかで神さまを探しているけれど。
子どもはあるがままを受け入れることしかできないし
知らないのです。
絵本に出てくるキレイな服を着た人たちは私たち。
自分たちと比べて「かわいそう」のレッテルを貼る。
ちょっと思い上がったように感じるけど
誰かに何かしてあげたい。
そういう気持ちは悪いことではない。
難しい。。。
そしてキレイな服を着た人たちの国の子どもだって
たくさんの問題を抱えているのだ。
印象深かった言葉。
「すべてはみんな借りものだから」
子どもが幸せであること。
それが私たちの未来の姿。
全ての子どもが幸せでありますように。
いえ自分は不幸せなんだと
レッテルを貼る人生にならないように。
「きみのかみさま」西原理恵子
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